うつ病は風邪と同じで、適切な治療をすれば、ほとんど治ります!
        一番厄介なのは治療を受けないこと。
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 心の風邪といわれるうつ病

うつ病は、「心の風邪」といわれるように、ストレスにさらされれば誰でも容易になる可能性があり、実際、うつ病患者は年々増加傾向にあります。

身内の不幸や失恋、受験の失敗など、悲しいことがあったり、大きな失敗をしたときなどは、食欲がなくなったり不眠症になったりしますが、その状態がさらにひどくなって、そのまま治らなくなってしまった状態がうつ病です。

いつまでたってもふさぎ込んだままで、何事に対してもやる気がなくなります。仕事や家事はもちろん、あらゆることがおっくうになり、それまで楽しみだったことや趣味などにも感心をもてなくなります。やがて、「こんなにやる気がなく、集中力もない自分はだめな人間だ」といった絶望感にうちひがれ、「こんなことは今後やってはいけないのではないか」という不安が強くなります。また、過去を振り返ってはくよくよと後悔ばかりします。そして、「こんな自分はいないほうがいい」と罪悪感を抱き、自殺に走る人も少なくありません。自分の現在の状態を、すべて自分の責任と考えるところがうつ病の特徴でもあります。


 うつ病診断の目安

一般的には、「1日中続き、どんなにいいことがあっても改善しないような嫌な気分(抑うつ気分)」または「それまで興味のもてたどんなことにも興味がなくなった状態(興味喪失)」のうちの少なくともどちらかがあって、複数のうつ症状が2週間以上続いた時に、うつ病と診断されることが多いといえます。 


 早めに治療を受けることが大切!

うつ病による無気力感、不安感、絶望感、罪悪感といった精神的な症状は、病気さえ治れば自然に消えていきます。完治まで多少の時間はかかりますが、うつ病は必ず治る病気なのです。一般的に、身体の異常については「病気」だと認めても、気持ちの落ち込みなどは、精神のたるみなどとして「病気」として認められにくいものです。が、気持ちの落ち込みが長く続くのは心の病気だからであり、それはストレスが続いたために心が悲鳴をあげている状態であることを認識して、早めに専門医の治療を受けることが大切です。単なる疲れのせいだろうと放置すると苦痛からいつまでたっても解放されず、時として絶望感から最悪の結果になることもあるので、充分注意が必要です。