一番厄介なのは治療を受けないこと。
どんな種類のうつ病があるの?
何らかのうつ症状が現れている状態を「抑うつ状態」(depression stage)といいますが、これには、内因性、心因性、身因性の3つの種類があります。
また、これらのうつ病とは別に、仮面うつ病・躁うつ病・冬季うつ病のケースも見られます。
内因性うつ病
特に理由もないのに気分が沈み、おっくう感にとらわれるなど、うつ症状になってしまう場合を「内因性うつ病」といいます。最近増加傾向にあるうつ病で、抑うつ状態とか軽症うつ病と呼ぶ場合もあります。抗うつ剤が良く効くため、充分な休養を取ってしっかり服用すると早期改善が期待できます。
心因性うつ病
仕事や人間関係などのストレスに長期間さらされて、うつ症状が起きてしまう場合です。原因がはっきりしているものについては、原因であるストレスの元を断ち切らない限り、抗うつ薬を飲んでも症状が緩和されないことが多いものです。自分の生活をチェックして、仕事がストレスならば仕事量を減らしたり無理な仕事を引き受けないなど、何がストレスになっているかを見極め、それを解消または回避することが大切です。
身因性うつ病
糖尿病やガンなど、うつ病とは別の身体の病気が進行することによって、二次的にうつ症状を発症するものをいいます。
仮面うつ病
肩こりや頭痛、身体の痛みなど身体的な症状が精神的症状より先に現れて、後にうつ症状が伴うケースです。
原因は内因性と心因性の両方の場合があり、それぞれを考慮に入れた治療が行われます。
躁うつ病
うつ状態とその反対の躁状態が1ヶ月から数ヶ月の周期で交替に起きるものです。
双極性障害ともいわれ、100人に1人ほどしかかからず、だれでもなりうるうつ病とは異なります。
冬季うつ病 (季節性うつ病)
秋から冬にかけて症状が現れ、春になるとすっかり治ってしまうのが特徴。
日照時間の低下により、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの分泌が不足することが原因といわれています。

