一番厄介なのは治療を受けないこと。
うつ病になったら、どんな症状があるの?
うつ病は、心の不調として気分が落ち込む病気だと思われていますが、心の不調は身体全体の不調として全身に現れます。
精神面、感情面、思考面でのうつ病の症状
● 一日中嫌な気分が続き、朝起きた時が一番ひどい。
● 仕事も、家事も、趣味さえも、とにかく何かをしようという意欲はまったくわかない。
● どんなに好きなことをしても全く気が晴れない。
● 食欲がなくなり、好きな食べものを食べてもおいしいと思えない。
● 夜は寝付きが悪い上に夜中に何度も目がさめ、朝は暗いうちから目が覚め、
眠れないままにふとんの中でもんもんと過ごす。
● 物事に対して悲観的で、マイナス思考になり、考えがまとまらない。
● 物事や他人に対して興味がなくなる、好奇心が沸かなくなる。
● 笑うことが少なくなる、心が沈み、喜びを感じることが少なくなる。
● 他人に会うのがいやになる。
● 動作や頭の働きが、いつもよりゆっくりになってしまう。
● いつもなら決断できることが、迷ってしまってなかなか決められない。
● いつも楽しみにしていテレビや、毎朝読んでいた新聞にも興味がわかず、
とにかくやり場のない苦しみに一日中苦しんでしまう。
● 何をしていても気持ちが落着かないので、ため息をつきながら、立ったり、
座ったり、うろうろしたりと落着かなくなることもある。
● 自分は今まで何の役にも立ったことがないだめな人間だ、としか思えない。
● 自分は生きる価値のない人間だとしか思えず、死にたいと思う。
身体面に見えるうつ病の症状
全身倦怠感、疲労性頭重、頭痛、肩こり、筋肉痛、眼精疲労、不眠、早朝覚醒、ときに過眠、食欲不振、ときに過食、性欲減退、胸部圧迫感、呼吸困難感、胸やけ、口渇、便秘めまい、耳鳴り、味覚異常、関節痛、四肢痛、しびれ感、冷感、頻尿、咽喉部異常感、体重減少、胃部不快感、悪心、嘔吐、胃部膨満感、腰痛、背痛などなど。
精神病症状を伴ううつ病
うつ状態が長引いて悪化してくると、うつ病の症状が極端になり、「恐ろしい罪を犯した」「決して治らない身体の病気にかかった」「家が破産した」など、ありもしないことを信じ込む「妄想」や、そうした内容の「幻声」まで聞こえてくることもあります。
うつ病のもっとも恐ろしい症状
うつ病の最悪の事態は「自殺」です。
日本では、うつ病による自殺者が年間1万人以上もいるといわれ、その数は交通事故死者数を上回るほどです。
うつ病は、かかっていることに本人が気がついていない場合があります。本人は何事にも億劫になっていますので、周囲の人間が早く気が付き、手遅れになる前に適切な治療を受けさせてあげる必要があります。

