うつ病は風邪と同じで、適切な治療をすれば、ほとんど治ります!
        一番厄介なのは治療を受けないこと。
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 なんでうつ病になるの?

うつ病の原因はまだはっきりとはわかっていません。一般的には、生理学的にうつ病になる素因のある人が、性格的な条件やストレスなどの環境的条件が重なって発症するといわれています。


 うつ病にかかわる脳内神経物質

生理学的には、脳内神経伝達物質の低下が関与しています。

ストレスなど何らかの原因で神経細胞から出る神経伝達物質、つまり脳内セロトニンやノルアドレナリンの量が低下すると、受容体が脳の指令を受取ることができなくなります。これによってやる気や欲求が低下し身体的な症状も現れてくるわけでこの脳内神経伝達物質のバランスの乱れがうつ病のメカニズムです。このため、うつ病は心の病気というより「ストレスによる一時的な脳の機能障害」 という方がわかりやすいかもしれません。

「セロトニン」は、気分を興奮させる方向に向かわせる神経伝達物質です。体温調節、血管や筋肉の調節、運動、食欲、睡眠、安心感などに関わっています。 セロトニンが不足すると、体温調節が出来ない、筋肉のこわばり、運動能力の低下、食欲不振、不眠、不安などの症状が出てきます。
「ノルアドレナリン」は、神経を興奮させる神経伝達物質です。不安や恐怖、覚醒、集中力、記憶、積極性などの働きがあります。 不足すると、不安、恐怖、陶酔、集中力の低下、記憶障害、おっくうになるといった症状が出てきます。

一方、性格的な条件としては、几帳面、繊細、責任感が強い、ストレスに弱いといった特徴があり、まじめで仕事熱心な方ほどうつ病になりやすいと考えられます。

環境的条件には、過労、心理的葛藤、出産、月経、その他の疾病などのストレスが挙げられます。

セロトニンやノルアドレナリンの放出量が減少してしまう医学的な原因は、まだよくわかっていませんが、まずは投薬によって症状を抑え、心身ともにゆっくり休養を取ることが治療の第一歩になります。