うつ病は風邪と同じで、適切な治療をすれば、ほとんど治ります!
        一番厄介なのは治療を受けないこと。
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 うつ病に有効な治療法は?

うつ病は心の病というより、一時的な脳の機能障害であるともいえます。
ですから、うつ病の治療は、精神的なアプローチの前に「投薬」と「療養」基本がです。

投薬には「抗うつ剤」を使いますが、これは効き目が出るのに1~2週間かかり、副作用(口の渇き、尿が出にくくなる、目がかすむなど)が強く、使い方の難しい薬です。
また抗うつ剤が効かないからといってうつ病でないとは言えないし、簡単に治療をあきらめては行けません。難治性のうつ病に見える人は、ほとんどの場合、治療が不十分なだけです。

また、「投薬」と「療養」の他にも、認知療法やカウンセリングといった精神療法もあります。

認知療法は「客観的」「現実的」「合理的」に考えるように指導する療法です。うつ病にかかっている人は物事を客観的に判断することが難しくなっています。自分自身を責めつづけたり、100 %の仕事をしなければならないと思い込んでいたり、そういった思考パターンにしばられています。そうした考え方を無理やり矯正するのではなく、ごく自然に前向きな考え方ができるように持っていきます。

カウンセリングは、うつ病にかかった人から悩みなどを一方的に吐き出させ、それに対してアドバイスをすることで悩みの軽減を図ったり、うつ病の原因が特定されていない人の場合には、その原因の追求を行なっていきます。原因を解決することでうつ病が改善されることも多く、自分で原因を認識していない人には効果的です。

うつ病患者に絶対にしてはならないのが、「気の持ちようなのだから、しっかりしなさい」「薬にばかり頼っていないで自分で頑張って何とかしなさい」といった励まし方です。
うつ病は精神がたるんでいるのではなく、脳の機能が一時的にうまく働いていないために起こるもので、気の持ちようで治るものではないのです。また、精神科にかかることを名誉だと思う人はいませんし、薬を飲みたいと思う人もいないので、周りからこのように言われるほど本人は辛い思いをするのです。

このように、多くのうつ病の場合、仕事などのストレスの原因から遠ざかり、心身ともにゆっくりと休養することを指示したうえで、抗うつ剤の服用をすすめ、薬の効果が確認されたら本格的に精神療法へと移行することが有効です。

うつ病は風邪と同じで、薬を正しく飲み続けることで必ず治る病気です。出来るだけ休養を取り、適切な治療をすれば、早ければ数ヶ月、長くても数年で治ります。